脱毛方法に違いがある脱毛の種類とは
脱毛の方法には3つの種類があります。
ニードル脱毛
100年以上の歴史がある脱毛です。一部のクリニックやエステティックサロンで受けることができます。
ムダ毛1本ずつに電気を流して、毛乳頭を破壊する脱毛方法です。脱毛効果が高いため、痛みがとても強いです。また、時間がかかるため他の脱毛方法を選ぶ方が多いです。料金も高額です。
脱毛後の腫れや赤みが起こりやすく、冷却などのホームケアが必要になります。
フラッシュ脱毛
総合エステティックサロンや脱毛専門サロンで受けられます。肌になるべく負担をかけない程度の光を照射して、ムダ毛を減らして生えにくくする脱毛方法です。
他の脱毛方法よりも痛みは少ないですが、効果は抑えられています。医療機関でなくても使用できる出力しか出せないため、回数を重ねることでムダ毛を減らしていくことができます。低価格なことがメリットですが、再び生えてくることが多いためトータル的に考えると料金が安いとはいえません。
医療脱毛
医療従事者だけが扱える医療レーザーで脱毛をします。医療レーザーの脱毛効果は高く、終了するとほとんど生えてくることはありません。脱毛効果が高いため痛みを伴いますが、麻酔をして脱毛することもできます。麻酔には、笑気麻酔や麻酔クリームを使用します。
医療脱毛は効果が高いため、痛みや赤み、やけどなどのリスクがフラッシュ脱毛よりも高めです。しかし、医療機関で施術をするため、万が一の肌トラブルには診察と薬の処方をすぐに行うことができます。
また、痛みの少ない新しい脱毛機も開発されてきています。痛みの少ない脱毛をしたい方は、最新の蓄熱式脱毛機を導入しているサロンがおすすめです。
脱毛終了後にムダ毛が再び生えてくることは、ほとんどありません。そのため、フラッシュ脱毛と比較すると1回あたりの料金は高いですが、トータル的に考えるとコスパがよい脱毛方法といえます。
また、医療脱毛はフラッシュ脱毛の半分以下の回数で終了するといわれています。効果の低いフラッシュ脱毛はゆっくりとムダ毛が減っていきますが、医療脱毛は数回の脱毛で効果を実感できる方がほとんどです。毛質や肌質などの個人差や脱毛部位にもよりますが、平均6回の照射で終了します。
3つの脱毛方法のなかで、医療脱毛がおすすめです。少ない回数でムダ毛を効果的に脱毛します。自己処理から解放されたい方は、ほとんど生えなくなる医療脱毛がおすすめです。
早めの開始がおすすめ、脱毛はすぐに終わらない
脱毛をすることで、すぐにツルツルの肌になれるわけではありません。脱毛が終了するまでには、1年から2年くらいの期間が必要です。
脱毛が終了するまでに期間が必要な理由は、毛のサイクルにあります。生えている毛は全体の3分の1程度といわれ、残りの3分の2のムダ毛は見えていない状態です。ムダ毛は成長期、抜け落ちるまでの退行期、休んでいる停滞期をくり返しています。このサイクルを毛周期といいます。脱毛が効果的なのは成長期のムダ毛です。特に成長前期のムダ毛に効果的であるといわれています。
毛のサイクルは部位によって違いがあり、数カ月から数年とさまざまです。そのため、脱毛が終了するまでには期間が必要になります。
また、毛のサイクルに合わせて施術を受けることが、なるべく早く脱毛を終了させるポイントです。予約のキャンセルが続いたりすると、脱毛に適切な時期を逃した毛は次の成長期が来るまでレーザー照射による脱毛効果を期待することができません。また、肌の乾燥によって毛のサイクルを乱してしまうことも、脱毛の終了を遅らせる原因になります。
なるべく予約をキャンセルしないように定期的に通いましょう。生理日を考えながら予約をいれたり、仕事帰りにも行くことができる通いやすいクリニックを選ぶこともおすすめです。肌の保湿も心掛けましょう。
