どこで医療脱毛をしても同じ?
クリニックによって導入している機械が違う
医療脱毛の機械には様々な種類があり、痛みや効果が異なります。つまり、どの機械を使うかによって、脱毛を行う上での苦痛の強さや脱毛を完了するまでにかかる期間が異なります。基本的には機械が新しいほど、痛みを弱く抑えながら短い期間で脱毛を完了できるため、最新の機械を導入しているクリニックをおすすめします。
優良なクリニックであれば最新の機械を導入していますが、機械の交換にはコストがかかるため、頻繁に機械の交換を行っていないクリニックもあります。医療脱毛であればどのクリニックも同じ、とは考えずに、何の機械を使っているのかという点を確認するようにしてください。
クリニックによって技術力に差がある
ただ機械を使うだけなのに技術差はあるのだろうか、と疑問に思う方も多いと思いますが、クリニックによって確実に技術差はあります。そして、技術差により脱毛をしっかり行えるかという点が変わってきます。例えば、技術力の低いクリニックですと、照射漏れが頻繁に起こるため、脱毛を行えていない箇所が生じてしまいます。施術した回数分の効果が施術部位全てには現れないとなると、追加の脱毛の必要回数も異なってきてしまいますので、面倒ですね。
また、技術力の低いクリニックでは客の反応を見て適切な照射強度調節を行うということができないため、やけどリスクも高まります。VIO脱毛などで、一部照射を避けてほしい、というリクエストをする方が多いですが、そのようなリクエストにもしっかり応えてもらえません。技術力が低いクリニックは値段の安さでカバーしていることが多いですが、いくら安くともおすすめできません。口コミなどを良くチェックして、技術力に定評のあるクリニックを選ぶようにしましょう。
クリニックによってサービスが異なる
医療脱毛はそのほかの脱毛に比べて効果が高い分、肌への負担が大きくなります。そのため、充実したアフターケアのあるクリニックを選ぶべきだといえます。医療脱毛を行えるのはクリニックですので、やけど等の肌トラブルに発展した場合には医師のチェックを受けることになります。
クリニックによって、無料で塗り薬をもらえて肌トラブル時には医師のチェックを受けられるというケースもあれば、塗り薬や医師の面談は有料というケースもあります。サポートが充実していないクリニックは安心して施術を受けられないため、おすすめできません。効果の強い施術であることを意識すると、充実したサポートを受けられるクリニックを選びたいですね。
医療脱毛は永久脱毛で、施術後は永久に毛が生えてこない?
永久脱毛を行っても毛が生えることはある
永久脱毛というのは長期間にわたって毛の削減を達成することであり、永久に生えてこない状態を実現することではありません。50年ほど毛が生えてこない状態を保てば良いとされています。そのため、若いうちに医療脱毛を行い、毛がほぼ生えてこない状態になったとしても、年老いた時に再び毛が生えてくる可能性はあります。
永久脱毛を行うには相当の期間が必要
医療脱毛はサロン脱毛に比べて効果が高いとされていますが、その医療脱毛であっても永久脱毛と呼ばれる状態を実現するにはかなりの期間を要します。ほぼ毛が生えてこない状態を実現するためには一般的に10回程度の照射が必要だといわれています。照射の頻度は2~3か月に1度ですので、10回の照射が完了するまでには2年以上かかります。
効果をある程度実感できるようになる5回の照射が完了するまででも1年以上かかるため、脱毛完了にはかなりの期間がかかることを覚悟しておく必要があります。医療脱毛は永久脱毛だと聞いていたのに効果が出なくて不満、という声を耳にすることがありますが、1~2回の照射ではほぼ効果を実感することはできません。
医療脱毛を行えば確実にムダ毛はなくせるものの、ある程度の回数を通うことが必須になりますので、その点について理解してから脱毛を始めるようにしてください。