医療脱毛で知っておきたい知識
毛周期
医療脱毛をする時に知っておきたい知識のひとつが毛周期です。毛周期があるからこそ何度も施術をしなければいけないので、自分でもある程度は知っておいて損はありません。毛は成長期、退行期、休止期の3つの状態に分かれています。脱毛する時は見えている毛を脱毛しますが、休止期の毛を脱毛することはできません。
毛によって脱毛周期が違うので、毛全体の約3分の1は休止期の状態となっています。このため一度の施術だけではすべての毛を脱毛することができないので、何度か回数を重ねて脱毛する必要があるのです。
医療行為でも保険適用外
医療脱毛は医療用のレーザーを使用することから、医師が施術をしなければなりません。医師に施術をしてもらうのに保険が適用できないので、金額も高額になってしまいます。保険適用外だからこそしっかりと自分で見極めて、安心してしっかり結果を出してくれるクリニックを選ぶことが大切です。
そのためには口コミをチェックしたり、金額を見比べる必要があります。口コミだけを信じた結果、高い金額で効果が出なかったというのでは目も当てられません。クリニックを比較する時は金額や口コミ評価をチェックして、自分で納得できるクリニックを選ぶことが大切です。
脱毛期間中の注意点
日焼けによる火傷
脱毛期間中に注意すべき点は、日焼けによる肌の火傷です。医療脱毛はレーザーを使用しますが、このレーザーは黒色に反応することで脱毛できます。このため色白の方が毛が黒くて反応しやすいので、それだけ効果も上がります。日焼けによって色黒になってしまった人は、肌のメラニン色素にもレーザーが反応するため、火傷をしてしまう可能性が高くなるので注意が必要です。
脱毛する時は日焼けを我慢して、色白の状態で受けた方が効果を実感することができるのです。また脱毛期間中は肌が赤みを帯びているので、この状態で日焼けをしてしまうとシミの原因となるので注意しましょう。夏の露出が多くなる時期に脱毛を決意する人も多いですが、脱毛におすすめな時期は秋から冬です。次の夏に備えて計画的に脱毛することができますし、肌の露出も少ないので人目を気にすることもないからです。
毛周期による自己処理への影響
脱毛中は施術の期間を1ヶ月から2ヶ月程度空けることによって、毛周期を考慮しながら脱毛回数も決めています。脱毛期間中に気になる毛があったとしても、抜いてしまうとレーザーで処理できなくなってしまうので、自己処理はしてはいけません。特にワキの脱毛を行っているとどうしても気になってしまいますが、毛が伸びても癖で抜かないようにしましょう。
脱毛期間が開いている時は剃ることは構いませんが、施術日が近い時には処理しないでおくのもいいでしょう。毛周期によって何度か回数を重ねなければいけませんし、期間が短いと言っても半年から1年弱は掛かるので、自己処理で抜かないように気をつけましょう。
痛みによる不安感
医療脱毛は施術回数が少ないのでおすすめできる脱毛方法ですが、痛みを伴うことが多いので不安を感じる人もいます。実際に医療脱毛の施術を受けた時に、部位によっては強い痛みを感じるので、あと何度この痛みに耐えなければいけないのかと不安に思うこともあります。医療脱毛は毛周期があるので、最低でも5回は施術を受けることになります。
このため毎回施術を受ける前に痛みを想像してしまうので、脱毛したい気持ちはあっても痛みへの不安感が募ってしまいます。痛みに関しては専門知識を持った医師が施術をしているので、気軽に相談しましょう。途中で痛みへの不安感から脱毛を止めてしまうのは勿体ないので、不安なことがあったらすぐに担当医に相談することをおすすめします。