施術を受ける際に注意したい医療脱毛で痛みを伴いやすい部位
医療脱毛は何故痛いのか
口コミを確認しても、医療脱毛に痛みを感じる方は多く見られます。周りの肌よりも黒くなっているムダ毛の色素に反応し、集中的に毛母細胞や毛包にダメージを加えることで脱毛を行う施術方法ですが、この際に瞬間的に高熱を発するためにムダ毛に接する皮膚に強い痛みを感じてしまうのです。
脱毛サロンのフラッシュ脱毛よりも毛根に対して強いエネルギーを働きかけられるため、脱毛の効果が高まる分痛みも生じやすくなります。脱毛完了までの期間が短く済み、必要となる施術回数が少ないのがメリットですが、刺激に対してはある程度覚悟が必要です。
ただし、脱毛時に感じる痛みには個人差があり、口コミでもゴムでピンと弾かれたような感じ、一瞬熱いものに触ったような刺激などさまざまです。痛みに対する耐性の違いもありますので、口コミの評価はあくまでも参考程度に留めておくのが賢明です。
医療脱毛で痛みを感じやすい4つの部位について
医療脱毛で痛みが大きくなりやすい傾向にある部位には、以下のような特徴があります。
- ムダ毛が太い
- ムダ毛が多く密集している
- 皮膚が薄い
逆に、ムダ毛が薄く皮膚が分厚い部位は痛みに対して強くなるため、刺激をほとんど感じなくなります。強い出力でも痛みが少ないことから、効果的に脱毛を行えて施術期間や回数も短くなる傾向です。逆に、痛みに対して注意したいのはこういった部位になります。
VIOライン
濃く太い毛が生えている上に皮膚が薄く神経も集中していること、IOラインに関しては色素沈着によってレーザーの影響を受けやすく鋭い痛みを伴います。医療脱毛を受ける際には麻酔の使用がおすすめです。
フェイスライン
ムダ毛が細くほとんどが産毛になるために痛みにくい印象ですが、皮膚が薄いことと、骨に近い部位を施術する際に刺激が響きやすくなります。鼻の下、額などには注意が必要です。
ヒジやヒザ
フェイスラインと同様に皮膚が薄く、骨が近いことから鋭い痛みを生じやすくなります。人によっては色素沈着で黒ずんでいる場合も痛みを感じやすくなります。
ワキ
ワキは人気の施術部位ですが、濃い毛が密集していることと皮膚が薄いことから痛みを感じやすくなっています。脱毛期間中、特に痛いのが脱毛開始直後です。ただし、脱毛回数を重ねていくことでムダ毛の量が減っていけば、少しずつ痛みも軽減していきます。
痛みを和らげるためにできること
日頃から保湿対策を徹底する
肌の水分量が不足していると外部刺激に対して敏感になりますので、普段からきちんと保湿対策をしておくのがおすすめです。入浴後にオイルや保湿クリームを利用する習慣を身につけておいてください。また、医療脱毛を受けた後は肌が乾燥しやすくなっています。いつもよりも念入りに保湿をすることも大切です。
日焼け対策を行う
肌の色が黒いとより痛みを感じやすくなりますし、レーザーの出力も下げざるを得なくなり脱毛効果が下がってしまいます。日差しの強い夏場だけではなく、日頃から日焼けをしないように対策を行うようにしてください。
カフェインの摂取を控える
医療脱毛を受ける前には神経を過敏にするカフェインの摂取を控えるのが賢明です。施術の当日はコーヒーやお茶を飲まないようにすることをおすすめします。
前日は充分な睡眠を取る
たっぷり眠っておくと、よりリラックスした状態で施術を受けられます。痛みに対しても過剰に構えなくて済みます。
生理中や前後の期間は施術を受けない
肌の調子が普段よりも悪くなりやすい期間のため、肌が敏感になり刺激を感じやすくなります。いつもは平気な出力でも痛みを感じることがあるため、なるべくこの期間を避けて施術を受けるようにするのが賢明です。